9月4日(日)に実技試験がありました。
会場は都内の都立学校です。
2ヶ月も経ってしまったからあまり鮮明には覚えていないけれど、
受験番号で座席と、試験時間が決められていました。
まず、全体に説明と、楽譜の準備をしておいてということで、机の上に使用する楽譜を出して待機でした。
私は確か4番目くらいの順番でした。(全体は7番目くらいまであったような)
といっても、試験時間は15分とのことでしたが、移動時間も含めて(待機室は1階で試験室は4階でした)1グループ20分以上だったのではないかな?と思います。
1時間以上は待ったのを覚えてます。
それなのに飲食禁止なので、トイレの場合も、部屋から出る時は試験官に許可をもらって、試験官の監視の下、という感じでした。
これに関しては二次面接の時と変わらないので抵抗はありませんでした。
ただただ待ち時間が長い。これも二次面接で待ち続けたのでもう慣れました。
グループで呼ばれて4階まで昇ったあと、
部屋の前に椅子が置いてあって、それに座るように誘導され、時間になったら入ってください。と言われました。
周りの同じグループの受験生も隣の部屋の前の椅子に座って待っている、という感じです。
時間になったのでノックして入ると女性の試験官が2人椅子に腰掛けていました。
手前に譜面台、奥にグランドピアノが置いてありました。
荷物を手前の椅子の上に置くと、説明が始まりました。
そして、ピアノのほうに誘導されました。
すると、課題曲の発表がありました。
『夏の思い出』でした。
実際に指導することを想定して、というような説明があって、少し戸惑いましたが、下手に今までやったことのないようなことをやってもめちゃくちゃになるだけだと思ったので、
先生に指導してきてもらったことを信じて今までやってきたことをそのままやりました。
時間制限が1分のようで、最後まで行きませんでした。いつもより早く切られたので、緊張もあって、テンポが少し遅かったんだなあ、と分かりました。
そのあと、初見視奏。
これは例年と傾向が変わったようで、2分間練習してください、と言われました。
今までは聞いたところでは1分間見ていい、というものだったので、いざ練習してください、と言われると、練習風景も見られてるってことになるのでやりづらい………
しかも、楽譜も過去問を知っているからこそ、リズムの傾向が違う………とまず思いました。
リズムが複雑なところをとにかく練習したほうがいい、と思って、ゆっくりそこばかり練習しました。
途中、♭を落としてたのに気づいて、間違えてずっと弾いてるところを見られてしまっていた…!と焦りましたが、もうそれどころではなかったです。
リズムが難しいところ以外は初見でなんとか引ききって、リズムが難しいところばかり練習したおかげもあって、本番では少し突っかかってもそれなりに弾けたと思いました。
これで、リズム難しいところを途中で諦めてほかの箇所を弾いてたらどうなってただろうと考えるとゾッとします。
最後に初見視唱です。
これまた臨時記号が難しい。
最初の音だけ取らせてくれて、1分間見ていい、とのことでした。
もうこれはぶっちゃけ勘なので、歌っていても合ってるのか全然わかりませんでした。
歌い終わってからもできたという実感がないのでモヤモヤしたまま終わりました。
そのまま帰宅、という感じでした。
まあ、面接が600点満点で、実技試験は150点満点って聞いたので、実技試験で多少失敗しててもやっぱり面接のほうが重要なんだなあ、と思ってそこまで落ち込んだりもしませんでした。
なぜなら、今の自分の実力は全て出し切れたと思ったからです。
対策としては、初見は弾くのも歌うのも、とにかく日々やっておいて慣れておく必要があるなと感じました。
課題曲に関しては、時間を計ってやるといいと思います。
あとは、伴奏と歌のバランス、歌の中の押さえるべきポイントはしっかり、という感時だと思います。
これに関しては指導してくださった先生のおかげだと思ってます。夏休みもご自宅で練習してくださいました。
それからピアノは全然弾いてません(笑)まずい(笑)
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集団討論は『役割と責任を果たす力に関すること』でした。
試験官には、そのテーマの前に付け加えられて、困難を乗り越えて役割と責任を果たす力に関すること、と言われました。
私は一人欠席だったので4人で討論し、Dでした。
また、例年と異なったのが、
話し合いの中で取り組みをひとつ決め、その取り組みの課題と解決策をまとめてください。と言われました。
AさんとCさんがまとめるのがうまく、Bさんは軌道修正がうまく、
私がしたことといえば、私の取り組みが採用され、その取り組みの課題が話し合いの中で見つかったときに解決策を言ったらそれが採用されただけでした。
討論の進行において目立ったことが出来なかったのでそこが心残りです。
Dだったので個人面接までずいぶんと待たされました。
控え室でもAさんとの公平を期すため、書類を見てはいけないですし。
個人面接では、本当にたくさんのことを聞かれました。
もうなかなか記憶が曖昧ですが、覚えているだけ書き出します。
【面接票】
・東京都を志望した理由は
・(面接票)これ以外で東京都を志望した理由は
・民間の音楽教室でもできるのでは
・恩師はどのような人でしたか
・あなたが教員としての強みは何か
・教育実習で学んだことに授業規律の大切さとありますが、詳しく
・中学校実習に行ったということですが、小中共通で受けています。どちらを志望していますか
・大学時代に頑張ったことは
・それを教員として生かすことは出来るか
【題材指導計画】
・題材指導計画について、この題材を選んだ理由は
・この題材で子供たちに学んで欲しい事は何か
・鑑賞の授業をする上での工夫はあるか
・興味関心を高めるためにあなたが授業で行った工夫は何か
・あなたがこの鑑賞の授業において最も効果的だと思う箇所は何か
・この授業は学習指導要領ではどこにあたるか(←これよくわからなかった)
・音楽の授業は授業規律が乱れやすいと書いてありましたが、実際に乱れやすかったか
・授業規律を正すために、あなたが授業の中でする工夫は
【場面指導】
・仲のいい人同士で席替えしたい、と言ってきた。
・子供がいじめられているのではないか?と保護者から電話がかかってきた
・吹奏楽部の練習の音が騒音だと、近所の方から電話がかかってきた
・忙しくて演奏を聴きに行けないと言われた
・プールが嫌いで、授業に出ようとしない生徒がいる
・先生と一緒に頑張ろうって言われてもやっぱり嫌なものは嫌だと言ってきた
・学校の規則を破ろうとする生徒がいる
今思い出せるのはこんなもんですかね…
一つの質問に対して結構深く突っ込まれました。
大学での練習では、小出しにして1文を短く、と言われたのですが、
小出しにすると聞いてきてくれず、結局1文が長くなってしまいました。
面接官によって違うのかも知れません。
個人面接の面接官3人は、一人はにこやかでしたが、ほか2人は仏頂面でした。
名前を名乗るのかと思ったらいきなり東京都を志望した理由を聞かれたので驚きました。
周りの人もそういうパターンが多かったみたいです。
私は、場面指導の騒音クレームに関してのみ、追質問でうまく答えられず、今ならこういう事言うのに、と色々浮かんでくるのですが、その時は浮かんでこなかったので悔いが残ります。
笑顔ができていたかもよくわかりません。
集団討論のことも考えるとAとCが有力な感じがします。
個人面接の様子はわからないのでなんともいえないですけど。
ただ、私たちには実技試験もあるので、そんなに評価の割合は高くないと思いますけど、音大の人たちと張り合わなければならないので頑張ります。
ブログお久しぶり(笑)
夏休みは勉強したりしなかったり…
いや、ほとんどしなかったなあ(笑)
月曜日は2限だけなんだけど、
ぜひとも覚えておこうと思った学級経営。
『話す時、聞く時のあいうえお』
【話す時】
あ 相手の顔を見て
い 一生懸命に
う うんと口を開いて
え 笑顔で
お 大きな声を出す
【聞く時】
あ 相手の顔を見て
い 一生懸命に
う うなずきながら
え 笑顔で
お 終わりまで聞く
すっごく大切なことだなあ、と思って。
これは保護者対応の時にも有効らしい。
保護者の話を途中で遮って喋ると余計に怒りを買うんだって。想像できる(笑)
保護者対応だけじゃなくて、
人としても大切なことだなあとも思った。
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東京都の音楽専科目指します。
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